防音室導入時に必要な4つの設備(換気扇・照明・火災報知器・エアコン)
防音室が完成して早いもので一ヶ月。
気軽にピアノを弾けなかった日々と比べて、妻が明るくなった気がする今日この頃です。
(もともと元気ですけどねw)
さて、防音室導入時にはついレイアウトばかり気にしがちですが、忘れてはならない必須設備が4つあります。
1.換気扇
2.照明
3.火災報知器
4.エアコン
今回は、これらの4つの設備について紹介しようと思います。
1.換気扇
まず必要となるアイテムその1は「換気扇」です。
「別にいらなくね?」と思いがちですが、防音室は密室なので換気扇がないと空気の入れ替え(酸素の取り込み)が出来ません!
(窓を開けると防音効果ないですからね・・・)
極端な話、酸素が少なくなることで酸欠になってしまうことになります。
ジッとしていれば問題ないかもしれませんが、演奏しているとアッという間に酸欠になり、頭痛のような症状に見舞われる可能性が高いです!
我が家の場合は、下記写真のように外側と内側に換気設備を設置しました。
(防音工事後に業者さんに実施してもらいました)
↓外側から見るとこんな感じです
↓内側から見るとこんな感じです
これのおかげで、妻も酸欠状態にならずに済んでます!
ということで、換気扇は必ず付けましょう!!
2.照明
我が家のようにマンションの一室に防音室を作る時は、普通の部屋を防音室にリフォームするケースが多いかと思います。
そのような場合、天井にも防音用のパネルを取り付けていくので必然的に天井が下がります。
なので、低くなった天井には、新たに照明を取り付ける必要があります。
大抵は、元々使っていた照明を流用できるはずなので、契約前に担当者の方に確認しましょう!
3.火災報知器
つい忘れがちですが、「防音室」という部屋である以上、火災報知器は必須です。
(消防署の立ち入り検査時に付けていないことが分かると、取り付け指示されてしまいます・・・)
これも、元々使っていた火災報知器を防音室の天井に引き込めるのであれば、ぜひ流用しちゃいましょう。
4.エアコン
最後はエアコン。
これは「必須」ではないですが、無いとかなり辛いと思います!
夏は蒸し風呂サウナ状態、冬はキンキンに冷えるので、演奏に集中したいのなら取り付けるべきですね。
エアコンの取り付けは、防音室内に取り付け経験のある業者さんに頼んだ方が良いようです。
(担当者の方に相談してみましょう!)
まとめ
今回は、防音室購入時に必要な4つの設備について紹介しました。
防音室購入を検討する際は、ぜひこの辺りについても担当者の方と会話するようにしましょう。
参考
・関連記事:ピアノ音で苦情!防音対策の末に至った結論、我が家は防音室を導入しました
・関連記事:防音室によってピアノ音がどれだけ低減されるかiPhoneアプリで測定してみた