EOS 6D+EF70-200mm F4L IS USMとiPhone6 Plusのデジタルズームで画質比較
先日、妻の仕事のお手伝いとして音楽発表会のカメラマンをやってきました。
持ち込み機器は、EOS 6DとEF70-200mm F4L IS USM。
コンサートホールの一番最後尾席から撮影しました。
最後尾から見た風景イメージは、下記のような感じですね。(イメージです)
この日はいつも携帯しているiPhone6 Plusでも撮ってみようかと思い立ち、同じ位置から数枚iPhone6 Plusのデジタルズーム機能を使って撮影してみました。
iPhoneはデジタルズーム機能があるので、こういう離れた位置からでも写真が撮れるので便利ですよね。
今回は、(そもそも比較するのがおかしいですが)せっかくなので、よくサク撮りで使うiPhone6 Plusと、6D+EF70-200mm F4L IS USMで写真の画質を比較してみたので紹介します。
比較写真はこちらの2枚
今回iPhone6 Plusと、6D+EF70-200mm F4L IS USMの画質比較に使う写真はこちらの2枚。
コンサートホールの最後尾から撮った「集合写真」になります。
(プライバシー保護のためモザイク処理してます)
※iPhone6 Plusはズーム機能(デジタルズーム)を使用しています。
さて、パッと見でも「EOS 6D+ EF70-200mm F4L IS USM」の方が画質が良いことが分かりますが、拡大してディティールを比較してみましょう。
今回は下記部分を拡大して、それぞれの画質を比較してみることにします。
比較写真のディティール差は予想以上に大きかった
こちらが両写真を拡大したところ。
上記の比較写真を見ると一目瞭然!!
iPhone6 Plusはディティールが失われて、ようやく人の顔かなーと思えるレベル。
(すでにデジタルズームで拡大撮影しているので、仕方ないですが)
一方、EOS 6D+ EF70-200mm F4L IS USMは、これだけ拡大してもハッキリとディティールが残っていますね!
まぁ、大判印刷でもしない限り、実際にここまで拡大することは無いですが、プリントアウトしてアルバムにする時はやはり綺麗な方がよいですよね。
そういう時は、iPhone6 Plusのズーム機能で撮った写真は正直厳しいなと思いました。
iPhone6 Plusのズーム機能はデジタルズームなので、どうしても画質が劣化してしまうからです。
もし、デジタルズームを使わずに通常の画角(iPhone6 Plusだと約29mm)で撮る分には、画質の劣化がないので、iPhone6 Plusで写真を撮る時は出来るだけズームを使わずに済むポジションから撮影するべきですね。
まとめ
今回は、iPhone6 Plus(デジタルズーム)と、6D+EF70-200mm F4L IS USMの画質を比較しました。
まぁ、そもそも比較すること自体おかしいですが、やはり画質の差は圧倒的でした。
今回はコンサートホールの最後尾から撮影した写真の画質比較のため、iPhone6 Plusはデジタルズームを使用しています。
デジタルズームを使用しないiPhone6 Plusならここまで画質が劣化することもないので、近距離で撮影する分には十分使える写真になると思います。
iPhoneで写真を撮る方は、できるだけデジタルズームを使わずに済むポジションから撮影した方がよいですよ♪
そして、6D+EF70-200mm F4L IS USMの組み合わせは最強ですね。
今回の写真はISO 3200で撮っていますが、それでもディティールがハッキリしています。
コンサートホールの最後尾からでもこれだけ綺麗な写真が撮れるので、カメラと望遠レンズでお悩みの方にオススメしたい組み合わせです♪
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