2015年発売のキヤノン製カメラやレンズで気になった製品まとめ
早いもので2015年も終わりが近づいてきましたね。
私ごとですが、春先から仕事や結婚式の準備に注力するあまり、写真を撮りに行く機会がめっきり減ってしまった1年でした。
写真を撮りに行かなくなると、あれほど熱心に情報収集していたカメラやレンズの新製品についても疎くなってしまいます。(おかげで、レンズ沼からは脱せましたがw)
そこで、今回は自分への備忘の意味も含めて、2015年に発売されたキヤノン製のカメラ・レンズについて、私が気になった製品をまとめていきます。
もし、私と同じように2015年の新製品情報をとりこぼしてしまった方は、ご参考にしてくださいませ。
1.EF11-24mm F4L USM
2.“EOS Kiss X8i”と“EOS 8000D”
3.“EOS 5Ds”と“EOS 5Ds R”
4.スピードライト430EX III-RT
5.EF35mm F1.4L II USM
6.EF50mm F1.8 STM
7.おわりに
1.EF11-24mm F4L USM
これはCP+2015でも出展されていましたが、シグマ社長の山木氏も唸るほどの素晴らしい出来具合い。
魚眼レンズを除けば世界最広角である11mmスタートにもかかわらず、画面周辺部や歪曲収差を抑えた設計となっており、まさに唯一無二のレンズを出してきたなぁという感じですね。
ただし、お値段も天上天下唯我独尊のような価格w
最安値でも30万超えなので、私のような一般人が購入しようと思うとそれなりに準備が必要です。もし、本気で買いたい方は、こちらが参考になりますよ。
関連記事 :おこづかい制でも大丈夫!高価なカメラやレンズを無理なく購入するオススメの方法
「さすがにEF11-24mm F4L USMには手が出ないけど、12mmスタートでもいいので広角レンズが欲しい!」
そんな方には、「SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM」がオススメです。最安値だと60,000円台なので、うまく買えばEF11-24mmの1/5の値段で購入することができます。
関連記事 :EF11-24mm F4L USMが高すぎて買えない?じゃあSIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSMなんていかが?
2.“EOS Kiss X8i”と“EOS 8000D”
もともとKissユーザであった私としては、やはりKissシリーズの新製品は気になります。
Kiss X8iは、約2,420万画素と高画素化し、ハイブリッドCMOS AF IIIでより高速AFを実現しているので、これまでよりも快適な撮影が期待できますね。
また、WiFiにも対応しているのでスマートフォンからの撮影や、撮影後にスマホに写真を転送するなど便利な機能も搭載しています。
ちなみに、私の愛機であるEOS 6DもWiFi対応してます♪
EOS 8000Dは、性能的にはKiss X8iと差異はありませんが、操作系が上位機種と同じになっていますね。正直言ってカメラをこれから始める方にとっては、X8iと8000Dどちらを選んでもよいと思います。
一方で、例えば私のように6Dなどの上位機種を持っているユーザが、どちらを買うかというと8000Dの方が向いているでしょうね。操作系が基本的には同じなので。
それにしても、X8iも8000DもAF測距点が19もあるのかぁ・・・うらやましいです。6Dの測距点は11なのでね・・・
ちなみに、AF測距点については、下記のような記事を書いています。カメラを購入した時のままで使い続けるのも問題ありませんが、こちらに書いてある方法を使うと撮影の幅が広がりますよ。
関連記事 :2年間使用しているCanon EOS 6Dを中央測距点+親指AF+AIサーボ+連写モードで使い続けている理由
関連記事 :AFセンサーがエントリークラスのカメラは中央測距点+親指AF+AIサーボ+連写モードで劇的に撮影の利便性が上がる
3.“EOS 5Ds”と“EOS 5Ds R”
この2機も衝撃でしたね。なんといっても、5,060万画素という超高画素が売りのカメラです。
まぁ、私のような一般ユーザに必要な画素数なのかという議論はさておき、キヤノンの技術力の高さを感じる製品です。
こちらについては、過去記事にも書きましたのでこれくらいに。
過去記事 :Canonが熱い!噂の新製品フルサイズカメラ(EOS 5DS, 5DS R)
4.スピードライト430EX III-RT
こちらは、カメラアクセサリーの部類ですが、ストロボ製品であるスピードライト430EX III-RTも気になる製品。
私は、この機種の旧モデルであるスピードライト430EX Ⅱを持っていますが、旧型と比べてバウンス可動範囲が左右方向に60°拡大しているのが大きな進化だと言えます。
バウンス可動範囲が広いと、様々な角度でストロボ光をバウンスできるので、ポートレイトを頻繁にやる方には嬉しい製品となりそうです。
ちなみに旧型に関しては、以下のような記事を書いていますのでご参考までに。
関連記事 :外付けストロボ(430EX Ⅱ)を持ち出す時は約100枚撮影ごとに電池を交換しています
5.EF35mm F1.4L II USM
キヤノン製品で2015年最後の目玉ですね。
なんといっても、このレンズに採用されている「BRレンズ」は、色のにじみ(色収差)を大幅に低減し、撮影画面の中心から周辺まで優れた描写性能を実現しているそうなので、旧型から大幅な改善が期待できます。
EOS 5Dsなどの超高画素カメラの性能を最大限引き出すには、うってつけのレンズだと言えますね。
ただし、やはりお高いので手が出ないという場合は、Sigma35mm F1.4 Artでも問題ないでしょう。
また、Lレンズではありませんが、私も愛用しているEF35mm F2 IS USMは手振れ補正機能も付いており、非常に使い勝手のよいレンズです。35mm画角では、EF35mm F2 IS USMが一番使い勝手の良いレンズじゃないでしょうか。
関連記事 :EF35mm F2 IS USM購入後、このレンズが私の6D標準装着レンズとなりました
6.EF50mm F1.8 STM
個人的に一番熱い製品が、こちら。
もう、このレンズの発売が発表された日は狂喜乱舞しましたよ(笑)なんといっても20年ぶりのリニューアルですからね。
旧型であるEF50mm F1.8Ⅱにも並々ならぬ愛着があったので少し寂しい気もしましたが、このレンズを手にとって使ってみるとアッいう間に虜になりましたw
価格も2万円弱なので、コストパフォーマンス最強のレンズと言ってよいでしょう。
関連記事 :私がキヤノンEF50mm F1.8 STMを即決めした3つの理由
関連記事 :キヤノンEF50mm F1.8 STMでポートレート撮影。モデルは旧撒き餌レンズちゃんです♪(日中編)
7.おわりに
こうやってまとめて思ったのは、「今年のキヤノンは攻めているなぁ!」ということ。
EF50mm F1.8 STMのような旧型のリニューアルを行いながら、最新技術を注ぎ込んだ新製品を出してきたりと一年間ユーザを飽きさせない商品展開をやってきてますね。
お高い製品が多いので気軽に手が出ませんが、やはり「憧れ」のキヤノン製品という地位は揺るぎないです。
貯金しよーーー!!!!!