デ・コーニンクの飲みやすさに唸る。ベルギー・アントワープを象徴する輸入ビールを味わう
フラッと立ち寄ったスーパーで見かけたベルギービール「デ・コーニンク」。なかなかお目にかかることが無い一本なので即購入。
なんとお値段は230円なり。国産ビールとほぼ変わらないリーズナブルさに感動です。おかげで心置きなくおつまみも買うことができました(笑)
1.「デ・コーニンク」の特徴
2.「デ・コーニンク」を飲んだ感想
3.こんな気分の時に飲みたい一本
1.「デ・コーニンク」の特徴
「デ・コーニンク」は、ベルギーでもオシャレな街として人気なアントワープを代表するビール。アントワープで「ビール」と言えば「デ・コーニンク(De Koninck)」というほど親しまれているようですね。
日本の通販サイトを見ると「スペシャルビール」というカテゴリになっていますが、色や風味からアンバーエールに近い感じがします。(タグ上は、ベルジャン・ペールエールとしています)
主な特徴は以下のとおり。
- フルーティーでスパイシーな香り
- 飲みやすい口当たり(アルコール度数5%)
- 上面発酵のエールビール(アンバーエールに近い?)
日本では小西酒造さんが輸入販売しているようです。ラベルには丁寧にこのビールの説明が書かれているので、飲みながらフムフムと見てみるのも乙です。
瓶蓋に記載してある「APA」は「アントワープ・ペールエール(Antwaarpse Pale Ale)」の略。瓶蓋もなんだかオシャレ感がありますね。
2.「デ・コーニンク」を飲んだ感想
香りは、ほのかに焙煎されたモルトとフルーティなホップの香り。ビールがぬるくなるほど、それが顕著になって現れます。
飲み口はまるで麦茶を飲んでいるようにスッと入ってくる。ちょっと酸味もあり。炭酸もほんのわずかなので、いわゆるラガービールを飲んでいるような「爽快なビール感」はないです。その分、まったりゆっくり安心して飲める。
ちゃんと口に含んで舌で味わうと麦芽感と苦味が感じられて旨い!
瓶ラベルにも書かれているように、「カフェで軽く飲むビール」というのは頷けます。アントワープのカフェテラスで美しい街並みを眺めながらこのビールを飲んだら最高だろうな・・・そんな気持ちにさせてくれる一本。
個人的には、キンキンに冷えた状態より少しぬるくなった状態の方がオススメ。フルーティな香りと苦味が出てきて、冷えていた時より「デ・コーニンク」の味わいを楽しむことができます。
3.こんな気分の時に飲みたい一本
休日のちょっとした読書の合間にのんびり一杯、そんな時にオススメしたい一本。落ち着けるカフェでこのビールを見かけたら、そこで飲むのもアリですね。
コーヒーを飲むかのごとく、ゆっくり味や香りの変化を楽しめるそんな一本だと思います。