結婚式で自作ムービーを使う場合に注意すべき4つのこと
私は結婚式で使うムービーを自作しました。
作成したムービーは、オープニングで流すプロフィールムービーと、新郎新婦が退場した後に流すエンディングムービーです。
完全に動画編集は初心者でしたが、今の動画編集ソフトは使いやすいこともあり、無事に形にすることができました。
ただ、改めて思い返すと「注意すべきことがあった」と思います。もしかすると、自作ムービー作成の大きな壁になってしまったかもしれません。
そこで今回は、私と同じように結婚式で自作ムービーを流そうと考えている方に向けて、作成にあたり注意すべき4つのことを書いておくことにします。
1.注意点1:動画を編集するPCのスペック
2.注意点2:動画を撮影・編集する時間
3.注意点3:画面のアスペクト比(16:9 or 4:3)
4.注意点4:使用する音楽の著作権
5.まとめ
1.注意点1:動画を編集するPCのスペック
まずは動画を編集するPCのスペック(性能)です。
基本的にここ2, 3年で新品購入したPCであれば問題ないかと思いますが、下記の性能は欲しいところです。
CPU | Intel Core i3 以上 |
メモリ | 4GB 以上 |
HDD空容量 | 50GB 以上 |
上記に記載してある性能以下でも動作するとは思いますが、操作が重たかったりハングして効率が悪くなる恐れがあります。
Macユーザの方であれば、iMovieが最初からインストールされているので、事前に動作確認しておくとよいでしょう。
もし、これからPCを購入する場合で性能が心配な方は、店員さんなどに相談すると良いですね。(特にメモリは大きい方が良いです!)
ちなみに、私のPC(MacBook Pro Retina Mid 2012)のスペックは以下のとおりです。動画編集作業(Final Cut Pro Xを使用)は全く問題なく、快適そのものでしたよ。
CPU | 2.3 GHz Intel Core i7 |
メモリ | 16GB |
SSD | 256GB |
2.注意点2:動画を撮影・編集する時間
最低でも式の1ヶ月前には着手することをオススメします。できれば2〜3ヶ月前がよいです。
どのようなムービーにするかによりますが、撮影や編集にはそれなりに時間が必要です。
また、出来上がった動画を式場で事前にチェックする時間も考慮しておきましょう。
私の場合は、3ヶ月で2つの動画をのんびり作り、挙式の10日前に式場で映像や音に問題ないかを確認しました。
結果、1つのムービーで音割れがあったので、余裕をもって修正することができました。
3.注意点3:画面のアスペクト比(16:9 or 4:3)
画面のアスペクト比は、自作ムービーでぶつかる壁として最たるものかもしれません。
私も最初は意味が分からず困惑しました。
簡単に言ってしまうと、ムービーを投影する画面の横と縦の比です。
これが、自作したムービーと式場の投影機で異なると、あるべき姿で映像投影ができないという問題に当たってしまいます。
事前に式場に確認した上でDVDなどに書き出し、可能な限り事前にちゃんと映るか確認するようにしましょう。
関連記事 :FCPX (Final Cut Pro X) ムービーを任意のアスペクト比でDVDに焼く方法
4.注意点4:使用する音楽の著作権
これも大きな壁になりうる注意点です。
自作ムービーに最近の曲を使う場合、ほとんどの曲が複製利用の手続きを行う必要があります。
要は、無断で最近の曲を使うのはNGなわけです。
著作権については式場のスタッフさんが詳しいので、早めに自作ムービを作ることを伝えて、音楽著作権の取り扱いについて確認しておきましょう。
なお、私が結婚式を挙げた式場では、最近の曲を使いたい場合は式場経由で使用料を払う必要がありました。たしか1曲1万円だったかな。
そのため、フリーの音楽素材や、妻にピアノ演奏してもらったクラシック曲を録音するなどして乗り切りました。
5.まとめ
いかがでしたか。今回は、「自作ムービーを結婚式場で使う場合に注意すべき4つのこと」を書きました。
特にアスペクト比や、音楽の著作権の確認は早めにやっておくことがオススメです。
自作ムービーは、家族やゲストに自分たちが思い描くイメージを伝えやすい素敵な手段だと思います。かくいう私も、業者に頼まずに自分で作って良かったと思っています。(動画作成スキルも身に付きましたしw)
今回の記事が、自作ムービーで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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