EOS Kiss X4
◆はじめに
CanonのEOS Kiss X4。私がはじめて購入したデジタル一眼レフカメラです。
同期から譲ってもらったKiss Digital Xを使っていた私ですが、当時の最新機種に目が眩んでしまい購入しました。
約1800万画素、最新のセンサー、そしてフルHD動画を撮影できるというエントリータイプながらも高性能なカメラでした。
このカメラを使った約2年間、私の大切な想い出をキレイに残すことにKiss X4は貢献してくれました。
今まで持ったカメラの中でも、特に思い入れのある一品かもしれません。
◆F値を意識した撮影
このカメラを購入してから、私は前にも増して撮影の旅に出かけるようになりました。
その中でようやく理解してきた機能がAv(絞り優先)モード。
いわゆるF値を調整して、ボケの具合あるいはシャッター速度を稼いだ撮影が出来るようになってきました。
↑F2.0(by EF50mm F1.8Ⅱ)
↑F10(by EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS)
◆EF-S 18-135 ISの手振れ補正に救われる
レンズキットとして購入したEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS。
(今は、STM付きの後継レンズが出てますね)
このレンズのおかげで、暗い場所でも従来より低いISOで撮影できました。
Kiss Digital Xから強化された高感度性能といえど、さすがにISO1600以上になるとノイズが気になりますし、画質も悪くなります。
そこで、ISO800で撮影することでシャッター速度は遅くなりますが、手振れ補正のおかげで何とかブレずに撮影することが出来ました。
(私の撮影Levelが今でも低いのは、手振れ補正に甘えているからかもしれませんねw)
↑ISO800 シャッター速度1/13
(ISO1600にしたいところでしたが、ISを信じてパシャリ)
↑ISO3200まで上げると、流石にノイズが目立ってきます
◆さらなるボケを求めて
前々から所有していたEF50mm F1.8Ⅱですが、やはりAPS-Cタイプのカメラだと、35mm判換算で50mm×1.6=80mmになってしまうため、どうしても風景中心で撮影していた私にとっては、不便な画角でした。
そこで、意を決して購入したレンズがこれ。
シグマ社の30mm F1.4 DC HSM。
EF 50mmと比べF1.4という明るさと、HSMというAF高速性に私はハマりました。
30mmという画角は、35mm 判換算で30mm×1.6=48mmとなるので、まさにAPS-Cカメラにとって標準レンズと呼べる一品でした。
↑F1.4の描写は思わずうっとり
↑35mm版換算48mmなので、料理撮りにも最適です
◆レンズ沼へ・・・
シグマ30mmレンズの購入で私はすっかり交換レンズの魅力に取り憑かれてしまいました(笑)
望遠も欲しい、広角も欲しい、開放通しのレンズが欲しい。
そんなこんなで、一気に購入したレンズが下記。
-Canon EF70-200mm F4L IS USM
-Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
-TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO
いやぁ・・・使いましたね(汗)
引き落とし金額を見て、肝を冷やしたのを今でも覚えています。
Kiss X4にオーバースペックかなと心配しましたが、むしろこれらのレンズのおかげで、Kiss X4の威力を最大限に引き出せたなと今では思っています。
以下は、Kiss X4 + 所有レンズのお気に入り写真を。
↑EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS
↑EF50mm F1.8Ⅱ
↑SP AF 28-75mm F/2.8
↑Sigma 30mm F1.4 DC HSM
↑EF70-200mm F4L IS USM
↑EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
◆フルサイズへの憧れ
Kiss X4は今でも充分使えるバランスの取れたカメラだと思います。
現に、このカメラのおかげで私はカメラの基礎を学ぶことができました。
しかし、カメラの雑誌で出てくる写真の大半はフルサイズで撮影されたもの。
また、一気に買ったレンズでフルサイズに対応しているレンズ達を、フルサイズカメラに装着して使用したいという想いが次第に強くなってきました。
そんな時に現れた新モデルが、EOS Kiss X6iでした。
※一応中古であれば手に入るようなので、下記ご参考までに。