PowerShot S90
◆はじめに
CanonのPowerShot S90。
このカメラは、私が初めて手にしたデジタル一眼レフ「EOS Kiss Digital X」のサブ機として購入しました。
これを購入した理由は、当時所有していたIXI Digital 900ISより高感度に強いカメラが欲しかったから。
今思えば、Kiss Digital Xに手振れ補正レンズを装備して撮れば解決しそうですね(笑)
当時は、そんな発想(知識)すらございませんでした。。。
ただ、このPowerShot S90はコンパクトサイズにも関わらず、一眼レフ同様の撮影モード(P, Tv, Av, M)、RAW撮影、バルブ撮影(30秒)に加え、開放F2.0というハイスペックカメラ。
ズームに関しては約4倍(35mm フィルム換算 : 28 (W) – 105 (T) mm)までですが、室内撮影や夜景をキレイに撮りたい私にとっては充分な倍率でした。
黒光りするボディも高級感漂っていたので、私は充分に吟味することなく飛びついてしまいました(笑)
◆開放付近のボケに感動
IXIと決定的に違うのが、開放時にマクロモードで撮影した際に弾き出される画。
この画がコンデジサイズで得られるのだから、私もニヤニヤが止まりません。
↑開放F2.0での撮影。ISO1600でも充分な解像度です。
↑F2.8 マクロモードにするとボケが際立ちます
一つ難を上げると、AFが基本的に中央なので構図がワンパターンになりがち。(私のLevelが足りないだけという説も・・・)
ただ、MFがあるので実はこれで補えちゃうんだよね。
◆高感度時の撮影について
「IXI Digital 900ISより高感度に強いカメラが欲しい!」という願望から購入したこのカメラ。
期待通り、IXIよりキレイに夜景・室内写真を撮れます。
↑ISO1600での室内写真
↑こちらはフラッシュを炊いてISO250で撮影。雪の様子を鮮明に捉えています
また、ローライトモードで撮影すると画素数が1000万→250万画素になる代わりに、より高感度撮影が可能になるという機能が付いています。
画質こそ通常に比べると低下しますが、暗い場所での撮影には重宝する機能ですね。
◆終わりに
私は6D一本で撮影することが多くなったため、このカメラは妻に譲りました。
まだまだ、その辺の低価格コンデジに比べても充分対抗できる画質なので、重宝してもらっているようです♪
PowerShot S90・・・これからも(妻を)宜しく!
※一応中古であれば手に入るようなので、下記ご参考までに。